上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
中国船爆破のインドネシア、強硬路線に転換したのか? ジョコ大統領の構想と特有の政治構造
NewSphere / 2016年4月20日 11時43分

 中国とインドネシアの関係が、3月頃から急速に雲行きが怪しくなっている。その原因は、インドネシア領ナトゥナ諸島沖での一件だ。違法操業の中国漁船を拿捕したインドネシアの警備艇が、その曳航中に中国側の警備艇に体当たりを受け漁船を奪い返されてしまったという出来事である。このことは当然ながら、インドネシア市民に衝撃と怒りをもたらした。メディアもそれを大々的に報じ、今や中尼関係の動向は全国民の関心事となった。だが、当のインドネシア政府は「特有の政治構造」が足かせになっているようだ。
newsphere_27316_0-small.jpg

◆強気の海洋水産大臣
 まずはインドネシア政界の特殊事情について理解する必要がある。インドネシアでは、省庁間ないし閣僚間の温度差があまりに激しい。たとえば高速鉄道計画をめぐる混乱や、外国人労働者に対して一律にインドネシア語試験を課すか否かで起きたちょっとした騒動もそこに原因がある。日本のとある新聞記者がジョコ・ウィドド大統領に対し「労働省が計画しているインドネシア語試験について、どうお考えでしょうか?」と聞いた際、ジョコ大統領は「そんな計画があるのか?」と返したというエピソードすらある。

 この度の中国船騒動でも、そうした温度差が垣間見えた。まず現地報道で目立つのは、2人の女性閣僚である。1人はスシ・プジアストゥティ海洋水産大臣、もう1人はルトノ・マルスディ外務大臣だ。特にスシ大臣は、今や現地メディアでその顔を見かけない日はないというほどだ。中国の警備艇による違法漁船奪還を受け、スシ大臣は「中国がこの先態度を変えないのなら、我々は国際法廷に訴える」と発言した。この言葉は現地系メディアだけではなく、CNNやBBCといった外国メディアでも取り上げられた。またスシ大臣は、ナトゥナ諸島とその周辺海域は「インドネシア領である」と改めて宣言。一方でルトノ・マルスディ外務大臣も、中国政府に抗議の声明を出した上で駐インドネシア中国全権大使を呼び出した。

◆影の薄い大統領
 ではこれをもって「インドネシア政府は中国に対して強硬的になったか」というと、実はそうとも言い切れない。この問題では、ジョコ大統領の存在感が未だ薄いままである。スシ大臣があまりにインパクトのある人物ということもあるが、それにしても大統領たる人物がここまで目立たなくなっているのは若干不自然である。

 インドネシアでは4月12日から16日まで、多国間共同軍事訓練『コモド2016』が実施された。これは35ヶ国が参加した大規模演習で、アメリカやロシアはもとより日本と中国も参加している。「中国との関係が悪化しているから、その牽制目的で行われた」という演習ではない。

これに合わせ、ジョコ大統領は中国共産党が派遣した使節団と会談している。現地大手紙テンポによるとジョコ大統領は、高速鉄道計画のみに留まらないプロジェクトや経済的合意について、より良い発展が望めるよう40分の会談のなかで語り合ったという。コモド2016のコンセプトと、中国共産党使節団との会談。この2つの要素が、ジョコ大統領の外交姿勢を映し出しているようだ。

◆インドネシア流バランス外交
 ジョコ大統領は、バランス外交に徹しているとも見える。こうした姿勢は、実は前政権からも垣間見えていた。スシロ・バンバン・ユドヨノ前大統領は「アジア不戦条約構想」というものを打ち出していたことがあったのだ。日中を含むアジアの主要国と米露を調印に参加させることにより、アジアに恒久的な平和をもたらそうという構想である。そしてその仲介役は、当然ながらインドネシアである。つまり「自国が弱いからこそのバランス外交」ではなく、「自国の存在感を示すためのバランス外交」というニュアンスが強くあるということだ。

 だがその発想が、インドネシアの諸大臣の間に溝を生み出しているというのも事実らしい。先述のスシ大臣は中国籍を含む違法漁船の拿捕と爆破で、国民の喝采を浴びている。これは「我が国の領海で操業するなら手続きを踏まえなさい」という意味でもあり、たとえば日本もマグロの供給問題について谷崎泰明駐インドネシア大使がスシ大臣と会談を重ねている。昨年2月13日に配信されたテンポの記事によると、マグロの減少が深刻化したフィリピン沖に変わりインドネシア領海が注目されてきているという。

 こうして見ると、スシ大臣も「外国漁船に強硬的」なのではなく「管理の不徹底を是正したい」という目的で事に望んでいるということが読み取れるのだ。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
スポンサーサイト


ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
南鳥島(みなみとりしま)は、小笠原諸島の島。本州から1,800 km離れた日本の最東端としても知られている。行政上は東京都小笠原村に属する。 日本国の島では唯一、他の島と排他的経済水域を接していない島でもある。
マーカス島、マルカス島(-とう、Marcus Island)[1]とも呼ばれる。
本島と与那国島の間が、日本国の領土間で最長の大圏距離を取ることができる地点である。(約3140km)

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
「竹島ポスター展」の開催

平成27年度、島根県からの要望を踏まえ、都道府県及び政令指定都市に対し、島根県作成の竹島啓発ポスターの展示を呼びかけたところ、以下の県において「竹島ポスター展」を実施することができました。
ポスターの送付を希望する団体の方は、下記までお問い合わせください。

〒690-8501島根県松江市殿町1番地
島根県庁第3分庁舎(旧島根県立博物館)2階
○電話:0852-22-5669
○ファックス:0852-22-6239
○E-mail:takeshima-shiryo@pref.shimane.lg.jp

・開催場所・開催期間

神奈川県庁舎展示コーナー:平成28年2月1日~5日
山梨県庁ロビー     :平成28年2月1日~29日
山梨県総合教育センター :平成28年2月18日
岡山県総合教育センター :平成27年12月中旬~平成28年2月末
長野県総合教育センター :平成28年2月15日~平成28年2月26日

・展示ポスターの一例(計7枚)
竹島 ~日本の領土であることを学ぶ~
f96efcb6.jpg
85566484-s.jpg
a1f19eb9-s.jpg
51e632de-s.jpg
093e653d-s.jpg
4fb6244e-s.jpg
8bf6d48f-s.jpg

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
杉原通信「郷土の歴史から学ぶ竹島問題」

第10回朝鮮通信使と竹島問題

朝鮮通信使とは、朝鮮から来日する信(まこと)を通じ友好を目指す使節のことです。室町時代にも数回来日の歴史がありますが、一般的には豊臣秀吉による文禄・慶長の役(韓国では壬辰・丁酉の倭乱といいます)の後、徳川幕府が日本と朝鮮王国の友好関係再構築のため来日を呼びかけて実現した12回の朝鮮人使節団のことです。朝鮮通信使行列と行路図
第1回は慶長12(1607)年正月、467名からなる使節団が朝鮮を出発しています。一般的な朝鮮通信使の動向について松田甲氏が論文で、「朝鮮使一行は正使、副使、従事官即ち所謂三使を首とし、四百余の多人数にて国都漢城を出て、釜山港より乗船し、対馬・壱岐・藍島を経、下之関より瀬戸内海を航行し、大坂に着陸するを順路とせるが、当時はもとより汽船の便あるにあらず、只帆力を頼みに進航したる為、釜山港後或いは暴風に阻られて、或いは狂浪に遮られ、幾多の艱難辛苦を嘗めて大坂に達するに四五十日を費やすを常とした。大坂にては三四日滞在し、此に若干の人を留めて更に船にて淀川を遡り京都に滞在する。又三四日。此の如き行程なりし故、釜山を発して以来殆ど船中に生活し、土の香さえ嗅ぐの機会もなく、漸く京都を後にして陸路の旅に上り逢坂の関を越えて近江路に入りてより、初めて日本の風土を接するるの情緒を惹起した」と素描しています。

第2回の朝鮮通信使428名が来日したとき、従事官李石門が京都の伏見城で老中土井利勝に竹島問題に関する話をしています。すなわち「豊臣秀吉時代に礒竹島(鬱陵島のこと)に日本人が来て、木材を伐採して一部は秀吉に献上していた。秀吉はそれを大変喜び、その責任者に礒竹弥左衛門という名前を与えた。礒竹島には今も日本人がいる」という内容です。土井利勝は驚いて現状を把握するよう対馬藩に命じました。対馬藩の「対州編念略」(たいしゅうへんねんりゃく)という記録には、元和6年に対馬藩は島を捜索し礒竹弥左衛門、仁右衛門と名乗る2名の者を捕らえ京都へ送ったとあります。また、当時の日本の外交文書「通航一覧」にも同様の記載があります。対馬藩はこの後この島に関心を持ち、自分の藩への帰属を朝鮮国に申し入れますが実現しませんでした。

寛永20(1643)年、徳川家綱の誕生を祝して462名が来日したのが第5回目です。この一行の中に製述官朴安期なる人物がいました。製述官とは日本の文化人と接触し漢詩を交換したり、幅広い文化の質問に答えたりする役職でした。この朴安期が滞在中、毎日のように接触していたのが幕府に仕える儒家林羅山(別名道春)です。羅山は帰国する朴安期に、息子の林鵞峰(別名春斎)等が編集した「日本国記」なる書を贈呈しました。この本には日本国内の諸国の様子が記述されていますが、隠岐国について、「隠岐の海上には竹島という島があり、竹とアワビが多い。アワビは大変おいしい。その他葦鹿(あしか)という海獣がいる」としています。この時期の竹島は鬱陵島のことですから、当時の幕府の中枢は鬱陵島を隠岐国の所領と考えていたことがわかります。この時期、米子の大谷、村川家は鬱陵島や現在の竹島で当時松島と呼ばれていた島から大量のアワビを持ち帰り、江戸の将軍や幕臣に送っていますので、「大変おいしい」には実感があります。

朝鮮通信使のほうも毎回誰かが『日本見聞録』、『日本録』等の見聞記を残しています。明暦元(1655)年、徳川家綱の将軍着任を祝って488名の朝鮮通信使が来日していますが、その一員であった南龍翼が書いた『聞見別録』には、「隠岐州に北海中にあって、西は箕島(見島)と我が国の鬱陵島に近い」としています。このことから鬱陵島を朝鮮領と認識していたことがわかります。

また、宝暦14(1764)年の将軍家治の着任を祝う472名の朝鮮通信使の1人で、書記の成大中は『日本録』を著しました。成大中の幅広い視点からの日本描写は評価されますが、末尾に「附安龍福事」とする文章があり、注目されます。安龍福は元禄6年(1693)年鬱陵島で日本人と出会い、仲間の朴於屯と共に鳥取藩へ連行され、元禄9年には仲間10名と共に再来日した人物です。この2回の来日後、安龍福が語ったことは1728年に編纂された『粛宗実録』に掲載されています。成大中の『日本録』は、『粛宗実録』とほぼ同様の内容で、竹島・松島・伯耆国のこと、安龍福が語った「松島は朝鮮の于山島である」という言葉も記載されています。

『粛宗実録』がこの世に出現して37年後、成大中はなぜ自分の日本滞在記に安龍福のことを書いたのでしょうか。荒波をくぐり抜け日本へ渡った朝鮮人の先輩を追想してからか、安龍福の行動は日本と朝鮮の間に現在の「竹島問題」と呼ばれるような問題を予感していたのか。朝鮮通信使によって提供された課題です。
なお、郷土史と朝鮮通信使の関係の史実は多くありますので、下記に挙げる文献を参考にしてください。

江戸時代の朝鮮通信使往来一覧表
西暦
朝鮮
日本
正使
使命
総人員 ※()内は大阪残留
1607年
宣祖40年
慶長12年
呂祐吉
修好
467人
1617年

光海君9年

元和3年

呉允謙

大阪平定
日域統合の賀
428人(78人)

1624年
仁祖2年
寛永元年
鄭■(山かんむりに立)
家光の襲職

300人
1636年
仁祖14年
寛永13年
仁絖
泰平の賀
475人
1643年
仁祖21年
寛永20年
尹順之
家綱の誕生
462人
1655年
孝宗6年
明暦元年
趙■(王へんに行)
家綱の襲職
488人(103人)
1682年
粛宗8年
天和2年
尹趾完
綱吉の襲職
475人(112人)
1711年
粛宗37年
正徳元年
趙泰億
家宜の襲職
500人(129人)
1719年
粛宗45年
享保4年
洪致中
吉宗の襲職
475人(109人)
1748年
英祖24年
延享5(寛延元)年
洪啓禧
家重の襲職
475人(83人)
1764年
英祖40年
宝暦14(明和元)年
趙厳
家治の襲職
472人(106人)
1811年
純祖11年
文化8年
金履喬
家斉の襲職
336人
(出典:杉原隆「朝鮮通信使と雲石諸藩の負担」『山陰史談』第17号1981年)
(主な参考文献)
北島万次『壬申倭乱と秀吉・島津・李舜臣』校倉書房2002年
仲尾宏『朝鮮通信使と壬申倭乱−日朝関係史論−』明石書店2000年
辛基秀『朝鮮通信使』明石書店1999年
米谷均「近世日朝関係における戦争捕虜の送還」『歴史評論』595号1999年11月
杉原隆「朝鮮通信使と雲石諸藩の負担」『山陰史談』17号1981年
杉原隆「石見銀山代官と朝鮮通信使」『郷土石見』64号2003年12月
成大中『日本録』高麗大学所蔵

▼日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。http://japaneseterritory.com/」」

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
杉原通信「郷土の歴史から学ぶ竹島問題」

第9回元禄竹島一件と石見銀山代官

まず元禄竹島一件について簡単に説明しましょう。米子の商人の大谷、村川家が江戸幕府から許可を得て70余年、竹島(現在の鬱陵島)、松島(現在の竹島)で木材の伐採やアシカ、あわびの漁労を続けてきた後、元禄5(1692)年竹島で朝鮮人たちと遭遇しました。翌年にまた遭遇した朝鮮人のうち安竜福と朴於屯を鳥取へ連行し、幕府はこの年から対馬藩に朝鮮国と竹島問題を3年間協議させました。その結果元禄9年日本人の竹島渡海を禁止したこと、同年安竜福が仲間10人と隠岐経由で鳥取に現れたこと等の元禄時代の出来事をまとめて元禄竹島一件といいます。
 なお、天保4(1833)年以降、石見国浜田藩の八右衛門が、渡海を禁止されている竹島に渡ったことが発覚し逮捕、処刑された事件は天保竹島一件と呼ばれています。

さて、元禄竹島一件の時期、諸問題に対応したのは隠岐の支配を担当していた石見銀山代官であったことを今回の話題としたいと思います。隠岐の支配については、松江藩の最初の藩主である堀尾氏や次の京極氏時代は出雲地方と一緒にその統治下にありましたが、寛永15(1638)年、松平直政に始まるいわゆる松江松平藩の出発初期に幕府の勘定奉行の直轄となり、それを松江藩が預かり地として管理を行っていました。

 ところが、貞享5(1688)年(この年の9月元禄と改元)、幕府は松江藩に隣接する天領である石見銀山の代官の統治に切り替えました。『隠岐島誌』はこの変化を「将軍綱吉の時、幕府の財政救助策として、諸侯に密旨を伝えてその管地を収むるに及び、松平綱近も貞享四年十二月隠岐を幕府に返納せり。爾来、享保五年六月まで三十四ケ年間、幕府の直轄地として石州大森銀山領の代官これを支配せり」としています。この時期の石見銀山代官は由比長兵衛(ゆいちょうべえ)という人物でした。彼は元禄元年のうちに、隠岐から船で石見銀山代官所のある大森(現在の大田市大森町)へ迎えに来た隠岐の公文(くもん・大庄屋)の総代、犬來(いぬぐ)村の六郎右衛門に案内されて、大浦(島根県大田市の港)から出雲大社の宇竜(うりゅう)、隠岐諸島の島前の知夫里(ちぶり)島、西ノ島を経由して隠岐諸島の島後の矢尾村(やびむら)にあった郡代(在番)所に入り、松江藩との交代の手続きを済ませ各地を巡見しました。このことは「隠岐御役人御更代覚」という史料に記されています。石見銀山代官はこの時から現地の隠岐に全体を統治する郡代と、彼を補佐する代官を隠岐の島後、島前に1人ずつ配置していますが、銀山領である波根東村(大田市)の庄屋加藤三右衛門が書いた「観聴随筆」(かんちょうずいひつ)には、隠岐に派遣される役人で郡代と島後の代官は石見銀山代官が中央から連れて来た人の中から選ばれ、島前の代官は自分たちが知っている銀山領出身者から選出されるルールがあったことを記しています。松江から隠岐に行くのと違い、石見銀山領からはかなり遠距離となりますが、隠岐の大久(おおく)村の斎藤家文書にある「漕船廻文」等からは石見銀山領と隠岐の往来が盛んだったことを感じさせます。また石見銀山の記録である「石州銀山領万手鑑」(せきしゅうぎんざんりょうよろずてかがみ)には、隠岐の田畑の石高や隠岐の統治に必要な支出状況が書かれていますし、銀山領の地役人であった阿部家文書にも隠岐に関する内容の記録があります。また別の地役人宗岡家には「隠岐国写絵図」という絵図が所蔵されていました。

さて、元禄5年8月、石見銀山代官は由比長兵衛から後藤覚右衛門に変わり、隠岐の郡代も三好平左衛門、島後の代官田邊甚九郎、島前の代官中瀬弾右衛門となりました。このメンバーで隠岐を支配していた元禄6年4月、隠岐経由で竹島(鬱陵島)に渡海していた米子の町人大谷久右衛門の船が安竜福、朴於屯という朝鮮人を連行して隠岐に帰って来ました。隠岐の福浦で地元の北方村、南方村の庄屋や大年寄が日本語の話せる安竜福と会話した内容を三好平左衛門、田邊甚九郎に報告した文書が残っています。大谷家の船は米子に向かう途中島前の代官所のある別府にも立ち寄っていますので、島前の代官中瀬弾右衛門も2人の朝鮮人に面会したと想像されます。石見銀山代官所付近を描いた江戸時代の絵図の多くには、唐人橋という橋が描かれています。唐人とは朝鮮人、中国人の総称ですが、山陰地方の場合朝鮮人について用いることが多いので石見銀山に銀山に関係する朝鮮人の技術者がいたか、漂着朝鮮人の逗留場所があった可能性があります。

今や石見銀山の役人たちは、地元でも隠岐でも朝鮮人に対応する必要が生まれたわけです。享保5(1720)年当時の石見銀山代官竹田喜左衛門は幕府に申し出て、隠岐の支配を放棄し、松江藩の預かり地にしてもらっています。彼はその理由を「唐船(からふね)抑えがたきにより」と、海上に数多く出現するようになった朝鮮船との対応の難しさをあげています。

ではもう一度元禄時代に戻って元禄竹島一件のハイライトの出来事と石見銀山代官配下の隠岐にいた役人たちの活躍をお話ししましょう。元禄9(1696)年5月20日、元禄6年に連行されて来た安竜福が仲間10人と再び隠岐に姿を現しました。石見銀山代官は同じ後藤覚右衛門でしたが、隠岐郡代は中瀬弾右衛門、島後の代官は松岡弥次右衛門、島前代官は山本清右衛門に変わっていました。郡代は元禄6年には島前代官だった中瀬弾右衛門が経験をかわれたのか昇格していました。すでにお話しましたように、鳥取藩に向かう安竜福等が米を3合しか持っていないことを知ると、飢饉の続く隠岐の蓄米1斗余りを提供したり、安竜福が帰国後「隠岐島主が伯州(鳥取藩)に連絡をとってくれた」と語ったことが『粛宗実録』に出てきますが、米の提供を命じたり隠岐島主と書かれたのは中瀬弾右衛門のことと思われます。まもなく隠岐における安竜福等の行動は中瀬弾右衛門と島後の代官松岡弥次右衛門の名で石見代官所に届けられました。報告書を運んだのは島前の代官山本清右衛門でしたし、最近隠岐の海士(あま)町村上助九郎家から発見された「元禄九丙子年朝鮮舟着岸一巻之覚書」はその報告書の写しと考えられます。代官所に届けられた報告書の本書はまだ見つかっておりません。

昨年石見銀山が世界遺産に登録されて、手厚い保護がなされることが決定したことは大変うれしいことであります。ますます石見銀山の研究が深まるでしょうが、今後は石見銀山領の人たちの隠岐支配等その歴史の検討も深めて欲しいと思います。

(主な参考文献)
『隠岐島誌』島根県隠岐支庁昭和8年
『新修島根県史』史料篇2島根県昭和40年
『粛宗実録』
「観聴随筆」大田市立図書館所蔵
「石州銀山領万手鑑」島根大学所蔵
「阿部家文書」、「隠岐国写絵図」大森銀山資料館所蔵

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。http://japaneseterritory.com/」」

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
北方領土問題で「前向きな議論」…会見で岸田氏
2016年04月15日 19時43分

 岸田外相は15日、ロシアのラブロフ外相と東京・麻布台の外務省飯倉公館で会談した。
20160415-OYT1I50059-L.jpg

 5月上旬で調整している安倍首相のロシア訪問に向け、準備を進めることで合意した。

 北方領土問題の解決に向けた平和条約締結交渉のため、首相の訪露後、原田親仁政府代表とロシアのモルグロフ外務次官による協議の早期開催でも一致した。

 日露外相会談は昨年9月に岸田氏が訪露して以来。

 岸田氏は会談で、ロシアが北方領土を含む千島列島の防衛強化を表明したことを念頭に「日露双方が静かな交渉環境を維持するため、相手の国民感情を傷つける言動を控えるべきだ」と述べ、自制を求めた。会談後の共同記者会見では、北方領土問題で「双方に受け入れ可能な解決策を作成していくべく、今後の交渉に弾みを与えるような前向きな議論が行えた」と語った。

 ラブロフ氏は「受け入れ可能な解決策を達成するには、全ての分野で例外なく協力を進めなければならない」と述べ、経済分野などの協力強化が必要との認識を示した。

2016年04月15日 19時43分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります


ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
プーチン大統領 北方領土問題で「いつか妥協策」
4月15日 7時40分

ロシアのプーチン大統領は、来月上旬に検討されている安倍総理大臣との首脳会談について、すべての問題について話し合うとしたうえで、「いつか妥協策を見つけることができる」と述べ、北方領土問題の解決に前向きな姿勢を示しました。
ロシアのプーチン大統領は、14日、国民との対話を行う国営テレビの番組に出演したあと、記者団に対して、来月上旬に南部のソチで検討されている安倍総理大臣との首脳会談について答えました。
K10010480271_1604150737_1604150740_01_02.jpg

この中で、プーチン大統領は「アメリカなどからの圧力にかかわらず、日本の友人たちはロシアとの関係維持に努めている。日本の総理大臣のロシア訪問を歓迎する」と述べました。そして、「首脳会談ではすべての問題について話し合う。第2次世界大戦の終結から解決できていない問題のため両国の間で作られた対話の手段を常に機能させることが必要だ」として、北方領土問題の解決を含む平和条約の締結に向けて交渉を進める考えを示しました。

そのうえで、「いつか妥協策を見つけることができるし、見つけるだろう」と述べ、領土問題の解決に前向きな姿勢を示しました。

日ロ関係を巡っては、15日、ラブロフ外相が日本を訪れて岸田外務大臣と会談する予定ですが、ロシア外務省は、北方領土は、先の大戦の結果、ロシアの一部になったとする立場を認めるべきだとする声明を出しており、硬軟交えて日本側に揺さぶりをかけたかたちです。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
北方領土問題「解決へロシアと精力交渉」 16年版外交青書
2016/4/15 10:22

 岸田文雄外相は15日の閣議で、2016年版外交青書を報告した。安倍晋三首相が進展に意欲を示すロシアとの北方領土問題について「首脳や外相間の緊密な信頼関係構築を重視しつつ、この問題を解決して平和条約を締結すべく精力的に交渉に取り組んでいる」と明記。「両国がアジア太平洋地域のパートナーとして関係を発展させていくことは地域の平和と繁栄に資する」とした。

 日中関係は「改善の流れが見られ、長い間停滞していた対話・交流が再開された」と指摘。「戦略的互恵関係の考えの下に、様々なレベルで対話と協力を積み重ね、両国関係を発展させていく」と記した。中国による南シナ海での軍事拠点化に関し「現状を変更し緊張を高める一方的な行動」と批判。「日本を含む多くの国から懸念が表明されている」と強調した。

 韓国との関係は15年末の慰安婦合意で「大きく前進した」と評価。「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」と記述した。14年版は「基本的な価値を共有する最も重要な隣国」としていたが、15年版は関係悪化を受けて「最も重要な隣国」と記述を短くしていた。

 15年9月に成立した安全保障関連法に関しては「専守防衛に徹することをはじめ、日本の平和国家としての歩みをより確固たるものにしていく」と明記。「日米同盟が強化され、日本の抑止力が向上し、紛争を未然に防ぐこと、国際社会へのより一層の貢献が可能になった」とした。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
北方領土 いつでも「映像で」…北方館
2016年04月09日

◆大型ビジョン新設 霧や荒天対応
20160409-OYTNI50006-N.jpg

 根室市・納沙布岬の「望郷の岬公園」内にある「北方館」で8日、新設された大型マルチビジョンによる北方領土の解説映像などの放映が始まった。霧や荒天などで北方領土の島々が見えない際にも、鮮明な島々の映像を見て実感してもらうのが狙い。

 マルチビジョンは横3メートル66、縦1メートル38で、同館2階の展望室に設置した。望遠鏡もある展望室からは北方領土の島々を眺望できるが、濃霧などで見えない日も多いため、同館で整備に乗り出したという。

 ビジョンでは、晴天時の島々の様子に加え、各島の歴史などを解説する映像を放映する。映像は、〈1〉「北方館からの展望」〈2〉「北方領土の様子(今と昔)」〈3〉「北方館と望郷の家」――の3部構成で約17分間。毎年2、8月の北方領土の返還要求運動強調月間には、特別な映像の放映を検討しているという。

 同館の小田嶋英男館長(65)は、「長年の課題を解決できた。映像を通じて島の近さを実感し、北方領土への認識を深めてほしい」と話している。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
「北方領土・極東」でも「軍備拡張」に走るロシアの危険度
 Foresight-新潮社ニュースマガジン

択捉にミサイル配備か

モスクワの「赤の広場」で行われた軍事パレードに参加したロシア軍の対空ミサイル部隊。北大西洋条約機構(NATO)のコードネームでSA17グリズリー(ロシア・モスクワ)=2009年05月09日【AFP=時事】名越健郎
foresight_photo00179-01-jpp08005296_310.jpg

 世界的に軍事戦略を拡張するロシアが、北方領土を含む極東でも軍備近代化を強化している。ショイグ国防相は3月25日、クリル(千島)諸島に新型の地対艦ミサイル、バスチオン(射程300キロ)とバール(同130キロ)、偵察用無人機を年内に配備すると発表した。カムチャツカ半島の海軍基地にも昨年、ボレイ級の新型戦略原潜、「アレクサンドル・ネフスキー」が配備されたばかり。欧州、中東方面に続き、極東でも米国に対抗する構えだが、経済危機さ中の軍備拡張路線は尋常ではない。

 同国防相は千島列島のどこに地対艦ミサイルを配備するか言及しなかったが、軍事基地が置かれているのは択捉、国後両島だけで、択捉島と思われる。択捉には第18機関銃砲兵師団(約3000人)、国後には第46機関銃砲兵連隊(約1000人)が駐留し、いずれも日米両軍の上陸阻止を想定した島嶼防衛の地上部隊だが、攻撃型戦力が初めて配備されることになる。バスチオンは沿海地方の部隊に配備されているだけで、極東では2カ所目。北方領土の実効支配を強化するとともに、日米の艦船、ひいては中国艦船をけん制する狙いもありそうだ。

 ショイグ国防相はまた、太平洋艦隊が4月から千島諸島の海上探査を3カ月間実施し、新基地の選定・建設に着手すると述べ、千島に初の海軍基地を建設する意向を示唆した。これに関して、上院国防安全保障委員会のオゼロフ委員長は「クリルの軍事・戦略的重要性は高い」とし、千島諸島に何隻軍艦を配備するかは、日本や他のアジア諸国との関係次第だと語った。

 北方領土の軍備近代化は、国後島を訪れたメドベージェフ大統領(当時)が2011年に指示し、ようやく本格化してきた。同国防相は昨年12月、「東部国境部隊の戦闘準備態勢向上のため、択捉、国後で計392の建物や施設を建設し、高水準インフラの駐留部隊を築く」と述べていた。

 ソ連時代、択捉島には約1万2000人の師団級部隊やミグ戦闘機20機以上が常駐したが、ソ連崩壊後旅団規模に縮小された。地震被害もあり、施設や軍備の老朽化が進行していた。軍事インフラの建設はこの冬も突貫工事で行われたとされる。ロシア軍はウクライナから併合したクリミア半島でも軍事インフラ建設を行っており、東西の係争地帯で防衛体制を強化する構えだ。

中国もにらんだ軍備増強?

 3月4日のタス通信によれば、ロシアはカムチャツカ半島東部のビリュチンスキー海軍基地のインフラ整備も進めており、同基地にボレイ級原潜を5隻配備する計画だ。ロシアは新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載する同級原潜を計8隻建造するが、5隻も極東に配備するのは異例だ。カムチャツカには、シリアに展開した最新鋭の防空システム、S400や、電子妨害システムも設置されたという。カムチャツカと北方領土の基地整備は、対米核戦略の拠点となるオホーツク海の戦略的重要性が高まっている表れだ。

 北方領土とカムチャツカの基地整備はまた、北極海の重要性ともリンクしている。ロシアは近年、地球温暖化に伴う北極航路や北極資源開発を重視し、北極圏の防衛体制を強化している。2014年には北極海防衛訓練が実施され、サハリンや北方領土の部隊も動員された。アラスカ対岸のチュコト半島やウランゲリ島にも海軍基地を建設中と伝えられる。

 ロシアは中国の軍艦や調査船が近年、北極海やオホーツク海を航行したことに神経を尖らせており、中国もにらんだ軍備増強の可能性がある。ただ、肝心の太平洋艦隊の艦船は他の艦隊と比べて旧式艦が多く、まともに動く水上艦、潜水艦は少ないとされる。このため、ロシア海軍は太平洋艦隊向けに6隻の新型通常潜水艦を建造することを決めた。

「仮想敵国」が復活

ウクライナ・セバストポリ港に停泊する艦船の前で行進するロシア軍の水兵=2011年09月11日 【AFP=時事】
 それにしても、原油安や経済制裁でロシア経済は危機的状態にあるのに、全方面に手を広げて大丈夫なのか。プーチン政権は欧州方面では北大西洋条約機構(NATO)の対露包囲拡大に対抗して軍備を近代化し、併合したクリミアの黒海艦隊を増強中だ。戦闘が下火になったとはいえ、ウクライナ東部の紛争にも「義勇兵」を送っている。シリア空爆終了後もシリアには多くの部隊が常駐するし、新たにトルコも敵性国家となった。これに加えて、極東でも軍備増強に突っ走りつつある。

 ロシアの外交評論家、ウラジーミル・フロロフ氏は北方領土の軍備近代化について、「ボロボロになった古い兵器の更新は軍事的には意味があるが、日本への挑発と映るだろう。安倍首相がロシアに融和外交を進める中で、日本との関係を悪化させる。領土要求に厳しい対応を求めるロシア世論と、この地域に進出を狙う中国をにらんだ措置だ」と分析した。

 軍事専門家のパベル・フェルゲンハウエル氏は、「ロシア軍内部では、冷戦期に使用された『仮想敵国』という言葉が使われ始めた。冷戦後、死語になっていたが、米国やその同盟国を再びこう呼び始めた。ショイグ国防相は最近、西シベリアのノボシビルスクにも対空ミサイルS400と防空部隊を配備する計画を公表した。『仮想敵国』による侵入不能地域を拡大する狙いだ」と指摘した。米国が西シベリアなどに巡航ミサイル攻撃をするはずもなく、異常な前のめりだ。

 米露関係では、3月にケリー国務長官が訪露するなど、外相レベルの対話は行われているが、米露両軍の高官対話やロシアとNATOの対話は凍結されたままだ。7月初めにワルシャワで開かれるNATO首脳会議は対露抑止力の強化を決める方針で、ロシアはそれへの軍事的対抗措置も画策するだろう。

軍備拡張路線を継続


ロシア空軍の次期主力戦術戦闘機としてスホーイ社が開発を進めるT50。写真は2011年にロシア国内で開かれた航空ショーで、高機動飛行を披露する様子=2011年08月18日【EPA=時事】
 だが、軍備拡張を支えるロシア経済は悪化する一方だ。原油価格下落を受け、昨年の成長率は3.7%のマイナスで、国家歳入も前年比2.4%の減少。貿易全体が約30%縮小した。輸入代替産業は育っておらず、高インフレと通貨安で国民生活の困窮化が顕著だ。財政赤字や国営企業の債務は原油収入をため込んだ予備基金・国民福祉基金を取り崩してしのいでいるが、ロシア財務省は「16年の平均油価が1バレル=40ドルなら、基金は底を尽く」と警告している。財務省はウクライナ危機以来初めて、30億ドルの外貨建て国債の発行を決め、欧米金融機関に購入を求めた。だが、米国務省は要請に応じないよう米国の金融機関に通達した。

 ロシア政府は税収減を受けて、今年度予算の一律10%削減を決め、聖域だった国防予算も今年は前年比で2−3%減少する見込みだ。頼みの原油価格は3月末に1バレル=40ドル台に戻したが、4月に入って再び30ドル台半ばまで下落した。台所は火の車なのに、軍備増強に突っ走る姿勢は西側の指導者では考えられない。

 それでもロシアは軍備拡張路線を貫くだろう。プーチン大統領は3月14日、シリアからの主要部隊撤収を決めた後、クレムリンで演説、シリア駐留軍の成果を賞賛し、「ロシアの当面最大の課題の1つは、困難な状況下における経済発展および国民福祉の維持、向上に関する懸念だ。しかし、安全保障なくして、あるいは高い戦闘能力と効率的な軍や艦隊を建設することなくしては、そうした課題は何1つ解決できない。それなしには、ロシアの主権、独立もあり得ない」と強調して演説を締めくくった。

 大統領自身の国粋主義思想が鮮明に表れており、引き続き国防・安保最優先路線を続ける構えだ。今後は軍備拡張を支えるロシア経済と国民がどこまで持ちこたえるかが焦点になろう。(名越健郎)

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
尖閣「当然、台湾のものだ」 退任目前の馬英九総統、最も近い離島で領有権アピール
産経新聞 4月9日(土)18時9分配信

9日、台湾北部沖の離島、彭佳嶼で、地図を使って日台漁業取り決めの意義を強調する馬英九総統(田中靖人撮影)(写真:産経新聞)
20160409-00000539-san-000-1-view.jpg

 【彭佳嶼(東シナ海)=田中靖人】台湾の馬英九総統は9日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に最も近い台湾の離島「彭佳嶼(ほうかしょ)」を訪れた。尖閣諸島周辺での台湾漁船の操業を認めた日台漁業取り決めの締結から10日で3年になるのを記念する一方、尖閣諸島の領有権を改めて主張することで、5月の任期満了前に自らの実績を誇示する狙いがある。

 彭佳嶼は北部・基隆市から約56キロ、尖閣諸島から約140キロにある1.14平方キロの小島で、気象台と灯台の管理要員と海岸巡防署(海上保安庁に相当)の職員約20人が常駐している。

 馬総統は空軍のヘリで到着し、2012年8月に自身が提唱した、資源の共同開発などを訴える「東シナ海平和イニシアチブ」の記念碑の除幕式に参加。漁業取り決めの成果を強調し、「主権問題はなお存在するが、平和的に解決する」との談話を発表した。記者団の質問には「(尖閣は)当然、台湾のものだ。私は5月に退任するが、釣魚台(尖閣の台湾名)への関心は終わらない」と話した。

 馬総統の彭佳嶼訪問は、12年9月に続き2回目。内外メディアや漁業関係者ら約110人は事前に巡視船で到着した。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
夕刊フジ / 2016年4月6日 17時12分

 インドネシアが、中国やベトナム、フィリピンなどの違法漁船を「見せしめ」として爆破している。この強硬路線を進めているのが、女性のスシ・プジアストゥティ海洋・水産相(51)だ。姐御肌で、足に入れ墨を彫り込み、ジョコ大統領率いる政権内で「最も人気のある閣僚」という彼女に迫った。

 2014年秋に就任したジョコ大統領は「海洋国家構想」を政策に掲げ、違法漁船に厳しい目を向けてきた。インドネシア近海は豊富な漁業資源に恵まれており、外国漁船の違法操業が野放し状態だったからだ。

 この対応の陣頭指揮を執ったのがスシ氏だ。

 拿捕(だほ)した違法漁船を沖合まで運び、爆薬を仕掛けて破壊し、海底に沈めたのだ。昨年5月には、中国漁船を爆破して国際社会から注目された。これまでにベトナムやフィリピン、タイなどの違法漁船約150隻を爆破してきた。

 スシ氏は高校中退後、魚の行商から身を立て、水産ビジネスで大成功を収めた同国の「女・田中角栄」ともいえる人物だ。右足首からすねにかけてフェニックス(不死鳥)の入れ墨があり、3度の結婚のうち2度が国際結婚というのも異色といえる。派手な色の服装を好み、胸元を大きく開けることでも知られる。

susi.jpg

 インドネシア政治が専門の日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所の川村晃一研究員は「スシ氏は最も人気が高い閣僚だ。国民は、彼女の国益を守る毅然とした態度を好意的に受け止めており、メディアでも頻繁に取り上げられている。ものすごい『やり手』であることは間違いない」と解説する。

 南シナ海南端に位置するインドネシア領ナトゥナ諸島沖の排他的経済水域(EEZ)で先月、同国の監視船が違法操業を行った中国の密漁船を検挙して曳航(えいこう)していたところ、中国の監視船が体当たりを仕掛け、密漁船を奪い去る暴挙があった。

 スシ氏はこの事件をめぐっても即座に反撃に出た。1日夜、密漁していたとして逮捕した中国人船長ら3人を起訴する方針を明らかにしたのだ。

 中国政府は、操業場所は「中国の伝統的な漁場」として船員の早期解放を求めているが、スシ氏は一歩も引かず、中国が奪い去った密漁船の「返還」を強く要求した。そして、密漁船を爆破して、見せしめにする考えも示したのだ。

 世界中で違法操業を繰り返す中国漁船に、正面から戦いを挑んでいるのがスシ氏といえる。

 今後、日本でも注目されそうだ。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります


ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
マレーシア領海に中国船籍の船100隻が侵入=首相府相
[クアラルンプール 25日 ロイター] - マレーシアのシャヒダン首相府相は、約100隻の中国船籍の船が24日に南シナ海のルコニア礁付近でマレーシアの領海に侵入したことを明らかにした。国営ベルナマ通信が伝えた。

images_20160326112312f01.jpg

報道によると、マレーシア軍や治安当局は現場で中国船の動向を監視している。

シャヒダン首相府相はマレーシアの排他的経済水域に中国船が侵入すれば法的措置を取ると述べた。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります


ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
日本の文化・食発信拠点「ジャパン・ハウス」 「歴史」「領土」には慎重
産経新聞 3月26日(土)7時55分配信

 外務省は25日、日本の広報戦略の拠点として平成29年度に海外3都市に設置する「ジャパン・ハウス」の事業概要を発表した。「世界を豊かにする日本」の発信拠点として位置づけ、文化、食、先端技術、地方など多様な魅力を紹介するとともに、さまざまな分野の専門家が海外発信する際の“足がかり”となる機能を持たせる。

images_20160326111812460.jpg

 設置されるのはロサンゼルス、ロンドン、サンパウロ。中心地にある既存施設を改装し、日本の魅力や才能の展示やワークショップ、物販、レストランなどを展開する。また、3都市を巡回する展覧会を年3回開く。費用はジャパン・ハウスが負担する。

 ジャパン・ハウスをめぐっては、中韓による“歴史戦”に対抗するため、日本の「正しい姿」や魅力を含む「戦略的対外発信」の必要性が高まったことが誕生の背景にある。しかし、事業概念に歴史認識や領土問題を発信する機能は明示されていない。外務省の川村泰久外務報道官は25日の会見で「相手方、発信する内容、課題に十分配慮して最も適切な形で発信を続けていきたい」と説明し、歴史認識の発信などに活用することには慎重な見方を示した。

 政府関係者によると、外務省が慎重なのは、韓国が海外に設置した施設の展示で竹島問題を集中的に取り上げたところ来場者が途絶えた例もあるためとしている。外務省幹部は「日本の魅力を伝えることで本当の日本ファンを増やしたい」と強調している。

日本領土領海戦略会議からのメッセージ
「二〇〇八年度 日本青年会議所 領土・領海問題委員会メンバーが中心となり、更なる領土領海問題に対する国民意識の醸成を目的に設立された内閣府認証NPO法人です。
http://japaneseterritory.com/」
【ご支援はコチラから】
http://gooddo.jp/gd/group/japaneseterritory/?from=fbn0
※「シェア×10円」は投稿日から1カ月間・上限2万円となります

ブログランキング人気ブログランキングに参加中!
↑↑↑領土問題解決のために一日1クリックお願いします!
powered by
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。